畜産物の捉え方

パン屋さんで多く使われている副材料として、牛乳、卵、バター、チーズ、ハムやベーコンなどの畜産物があります。

パン作りにおけるこれら副材料の役割は、味や食感や風味を良くしたり、パンの味を引き立たせたりします。e1875657b8c7f6574ec26f68e00a8148_s

同時にこれらのものを使用すれば、当然の事ながら原材料費がかかります。

もちろん農作物もそうですが畜産物は特に、一部のずさんな生産者を除いては、市場に出回るまでに本当に多くの労力を要するものです。

加えて飼料原料の値上がりなどが原因で廃業する方も増えてきており、
日本の酪農をはじめ畜産業界はとても厳しい状況にあります。

そんな苦しい状況の中でも諦めず、科学的な力を借りずに真面目にやられている方々も大勢います。当然そういう方が作るものはそれなりのお値段がします。しかしこれは当たり前の事です。

今日、スーパーではホモジナイズされた牛乳で溢れ、ファストフード店でブロイラーチキンが当たり前のように扱われ、マーガリンやプロセスチーズや添加物だらけのハムやウインナーなど、本物とは程遠い代替え品が普通の時代になりました。

私どもを含めて若い世代はもはやこれらの事が当たり前であり、本物の食を知らない世代なのかもしれません。

畜産物に関して世間では、様々な議論がなされています。

菜食主義寄りの人は動物保護や環境への配慮などの観点から、畜産物の摂取を極力控えよう、または全く取らないという人もいます。

その考えもよくわかりますが、ただし人という物の本質を見た時にそういう人ばかりじゃない現実もあります。

健康面を考慮して摂取をやめたほうが良いと言われる方もおられます。確かにこれらの取りすぎは健康を害する事もあります。

けれども全く排除するという選択肢はあまりにも極端であるとも思っています。

c6c27bee0ecd8dd09955cbb167ee4f87_sこうした状況を踏まえた上でブレッドハーモニーでは、これらの畜産物を嗜好品として捉える事にしています。

嗜好品とはお酒などと同じように敢えて取らなくても良いけれど、楽しむ目的で取るようなものという意味合いです。

そもそも今の日本の需要と供給のバランスの中で、ちゃんとしたやり方をした畜産物がそんなに大量生産大量消費できる訳ないからです。

その為、本物の畜産物を使用している商品は、数に限りがございます。そしてそれなりのお値段での提供となります。

しかしながら自家製でベーコンを作るなど、健全な創意工夫のもと、出来る限り低価格で提供できるように、日々努力し研究していきます。

ブレッドハーモニーの詳しい畜産物に関しては原材料についてをご覧ください。

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